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クライアントのセキュリティ対策

中小規模のお客様もお手軽に「クライアントデバイスのセキュリティ対策を強化しませんか? ~Intune、Entra ID、Defenderで実現する統合セキュリティ~

リモートワークやBYODの普及が進む中で、社内外を問わず安全に業務を行うためのシステム環境整備が不可欠です。サイバー攻撃の脅威が高まる中、Windowsクライアントのセキュリティ管理はますます重要になっています。本ページでは、Microsoft Intune、Entra ID、Microsoft Defenderを活用して実現できる強固なセキュリティソリューションをご紹介します。

中小企業のセキュリティ導入の課題感

数十人規模でも大企業並みの導入コストがかかる

中小企業にとっては一度に必要な投資額が大きく、業務規模に比して負担が非常に重くなりがちです。数十人規模であっても、大企業と変わらないセキュリティ対策ソフトウェアやライセンス費用、導入コンサル・構築コストが発生するケースがあります。結果として、限られた予算をやりくりしながらも必要なセキュリティ対策を先送りできず、コスト面で頭を悩ませている中小企業が少なくありません。

運用リソースや専門知識の不足

経営や営業など、他の業務との兼務でIT管理を行うケースも多く、セキュリティ運用や監視に十分なリソースを割けません。日々のパッチ適用やウイルススキャン更新など、専門知識が必要な作業をIT担当者が一人で抱えていることも珍しくありません。

情報漏えいリスクへの不安

Ransomware(ランサムウェア)などの攻撃は企業規模を問わず狙われるため、中小企業だからといって被害を免れるわけではありません。仮に社内ネットワークが侵害されると、顧客情報や取引先情報が流出し、業務停止や多額の損害賠償につながる恐れがあります。

コンプライアンス・法規制対応のプレッシャー

GDPRや国内外の個人情報保護法、業界に準拠する必要がある場合も多く、対応するためのシステムや運用プロセス構築が急務となっています。小規模でも扱うデータが重要であればあるほど、セキュリティ事故のリスクを回避するための適切な管理体制を整えなければなりません。

Microsoftソリューションを活用した統合セキュリティ

Microsoft 365 Business Premiumを使用すると、中小企業の皆様にも手が届く価格で、大企業と同等のセキュリティを実現します。月額わずか3,298円という低コストで、Windowsパソコンからスマートフォンまで、あらゆるデバイスを包括的に保護。Microsoft Intune、Entra ID、Defenderを活用することで、ほとんどのビジネスシーンに対応可能なセキュリティ環境を構築し、安心して業務に専念できる体制を提供します。

Microsoft Intuneによるデバイス管理

特徴 メリット
  1. 一元管理:Windowsだけでなく、iOS/Android端末も統合管理が可能。
  2. リモートワーク対応:クラウドを通じたポリシー適用やパッチ配信で、どこにいても最新のセキュリティを維持。
  3. 紛失・盗難対策:遠隔操作によるデバイスロックやデータ消去(リモートワイプ)で情報流出を抑止。
  1. 管理負荷の大幅削減:自動化された更新や一斉設定により、IT部門の業務効率が向上。
  2. セキュリティポリシーの徹底:多様な端末環境に対しても一貫したポリシーを適用可能。
  3. クラウド上での可視化:端末の利用状況やインシデントをリアルタイムで監視でき、迅速な対応が可能。

Entra ID(旧Azure AD)によるID・アクセス管理

特徴 メリット
  1. シングルサインオン(SSO):複数の社内システム・クラウドサービスへのアクセスを一度の認証で安全かつスムーズに。
  2. 多要素認証(MFA):パスワードに加えてワンタイムパスコードなど複数の要素を組み合わせることで、不正ログインを防止。
  3. 役割ベースのアクセス制御(RBAC):ユーザーの職責や業務内容に応じて柔軟に権限を付与し、不要なアクセスを排除。
  1. 情報漏えいリスクの低減:厳格な認証ステップによりパスワード漏えいなどの脆弱性を補強。
  2. コンプライアンス対応:アクセスログが自動的に記録されるため、監査対応が容易。
  3. ゼロトラスト実現:常にアクセスを検証・認証する仕組みにより、セキュアな環境を構築

Microsoft Defenderによる高度な脅威検知と防御

特徴 メリット
  • AIとクラウド分析:最新のサイバー脅威情報をクラウドとAIが解析し、リアルタイムで検知・防御。
  • 包括的なプロテクション:クライアント端末だけでなく、メール、クラウドアプリケーションにも対応。
  • 攻撃経路の可視化:万が一のインシデント発生時には、どのように攻撃が行われたかを詳細にトレース。
  1. 新種・亜種のマルウェア対策:従来型では防ぎにくい新型ランサムウェアなどに素早く対応。
  2. 統合管理コンソール:脅威の検知状況や防御アクションを一元的に把握し、迅速な意思決定が可能。
  3. エンドポイント保護(EDR)の強化:侵入を前提とした対策で、被害を最小化

さとりファクトリーが提供する中小企業向け導入運用サービス

さとりファクトリーでは、中小規模のお客様でも導入しやすい価格帯で、大手SIerと同様以上のサービスをご提供いたします。当社のモットーは「中小企業の方にも適切なコストでDX化ができる支援を提供すること」。普通のSIerにはできないコスト構造と、柔軟な小回りのきくサービスを提供します。

特徴1,マイクロソフト認定資格を有する技術集団が対応

大手SIerで豊富な経験を積み、マイクロソフトの認定資格を取得したエンジニアが中心となってプロジェクトに携わります。これにより、技術面のクオリティは大企業レベルを確保しつつも、フリーランスや副業として参画するエンジニアを活用することで余計な中間マージンを削減。専任のリードエンジニアがフロントで品質管理を担うため、短期間での導入や複雑な要件にも柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴2,大企業レベルのセキュリティポリシーを定型化でご提供

当社は、数多くの中小企業での導入実績をテンプレート化し、セキュリティポリシーや構築手順を標準化しています。これにより、大企業並みの高水準なセキュリティ基準を、余計な工数や費用を抑えながら実現可能です。さらに、オンプレミス環境やクラウドとのハイブリッド構成にも対応できるため、現場の既存システムを活かしつつ堅牢な運用体制へスムーズに移行することができます。

特徴3,お客様ごとの要件に合わせた追加カスタマイズが可能。

テンプレート化された導入フローだけでは解決しきれないニーズや業務要件にも、専任エンジニアが丁寧にヒアリングを行い、追加のカスタマイズを行います。リモート会議やオンラインチャットを積極活用し、密なコミュニケーションを取りながらシステムの細部を調整。業種特有の業務フローや、すでに導入済みの社内アプリケーションとの連携など、多岐にわたる要望に柔軟かつ的確に対応いたします。

特徴4、運用サービスでは仕様変更や設定変更を“回数無制限”で実施

クラウドサービスの機能追加や改廃が頻繁に行われる昨今のIT環境に合わせ、当社では“回数無制限”の仕様変更・設定変更サポートを運用サービスに含めています。特にクラウドサービスのアップデートは管理が煩雑になりがちですが、当社にお任せいただければ追加コストを気にすることなく、常に最新の状態を維持可能。しかも同じエンジニアが担当するため、御社のシステム背景を十分に理解したうえでスピーディーに対応できる点も大きなメリットです

特徴5、セキュリティ監視、定例会をご提供

導入後は「運用監視・定例会」を通じて、セキュリティ上の異常検知や予兆を早期に把握し、必要に応じた対策をご提案いたします。インシデントが発生した場合には、当社エンジニアが能動的に原因究明と解決にあたり、お客様の業務への影響を最小限に抑えます。また、月1回の定例会では、最新の脅威動向を踏まえたセキュリティレポートやクラウド活用のアイデアを共有。導入後も継続的にサポートし、企業のデジタル活用をさらに前進させます。

費用

サービス金額の例になります。詳しくはお問い合わせください。

サービス 内容 価格
Intune構築 Intune要件定義、基本設計、詳細設計
Windows/Andoriod/iOS構成
2要素認証対応
ログ集約
クライアントインストール
ソフトウェア配布機能の実装、動作試験の実施および
動作試験計画書・報告書の作成
50万円~
(ユーザ数、設計範囲により変動します)
Defender構築 Defenderオンボード
セキュリティ設定
コンテンツフィルタ
50万円~
運用サポート セキュリティ監視
設定・仕様変更対応
月次定例
セキュリティレポート
セキュリティ対策作業
30万円~

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